1
春の海四重奏 =Haru no Umi =
「箏曲といえば『春の海』」――そう思い浮かべる方も多い、宮城道雄の代表曲です。
今回はあえて季節を越えて、観月会のオープニングに。
四重奏ならではの華やかさと迫力のあるアレンジで、箏の魅力を存分にお届けします。
月夜の三溪園に響き渡る箏の音色とともに、観月会の幕開けをお楽しみください。
2
赤とんぼ =Aka Tombo=
「赤とんぼ」「ゆりかご」「夕日」
日本の美しい情景を歌った、誰もが一度は耳にしたことのある童謡をメドレーで。
夕暮れの空、赤とんぼが飛ぶ風景、静かに眠りにつく子ども……。
どこか懐かしく、心に残る日本の秋を感じていただける一曲です。
3
千鳥幻想 =Chidori Gensou=
沢井忠夫作曲。1980年に作曲された、箏と十七絃のための作品です。
古典箏曲「千鳥の曲」をもとに、古典の持つ趣や美しさを現代の箏曲として生かした作品で、古典と現代、それぞれの魅力を感じることができます。
千鳥が波間を飛び交うような情景を思わせる旋律と、箏と十七絃が重なり合う豊かな響きをお楽しみください。
4
ことうた郷愁 =Kotouta Kyoushu=
― 旅愁・故郷の空・スワニー川・ふるさと ―
「郷愁」というタイトルのとおり、どこか懐かしい気持ちを呼び起こす4曲をつないだメドレーです。
「旅愁」はアメリカの歌、「故郷の空」はスコットランドの歌、「スワニー川」はアメリカのスティーブン・フォスターによる、今も親しまれている昔の歌。そして最後は、日本の「ふるさと」。
それぞれ生まれた国や背景は違いますが、どの曲にも「故郷」や「遠い日の思い出」を感じさせる共通した魅力があります。
国を越えて受け継がれてきた懐かしいメロディを、箏の音色でお楽しみください。
5
初鶯 =Hatsu Uguisu=
宮城道雄の作品の中でも、特に親しまれている一曲です。
春の野に響く鶯の鳴き声を、箏の音色で見事に表現した「初鶯」。
鳥のさえずりを思わせる軽やかな音の動きと、箏ならではの美しい響きをお楽しみいただけます。
観月会のプログラムの中でも、じっくりと箏曲の魅力を味わっていただきたい一曲です。
6
荒城の月 =Koujou no Tsuki=
土井晩翠の詩に滝廉太郎が曲をつけた、日本を代表する歌曲のひとつです。
静かに月が照らす古城の跡を思わせる、どこか寂しく幻想的な旋律。
月夜の三溪園に響く箏の音色とともに、ぜひお聴きください。
7
久遠 =Kuon=
― 風のように時を駆け、願う ―
アニメ・コミックス『この音とまれ!』に登場する、作中オリジナルの箏曲です。
主人公・久遠愛(くどお ちか)が、自分の苗字と同じ「久遠」という曲名に縁を感じ、箏曲部の仲間たちと演奏する大切な一曲。
物語の中では、全国大会を目指す彼らが関東邦楽祭で演奏する曲として登場します。
1箏・2箏・3箏・十七絃による四重奏で、作中では「風のように時を駆け、願う」と表現されています。
パズルのピースをはめるように絡み合う各パート。主題となるメロディが次々と受け渡され、まるで風が流れるように音楽が駆け抜けていきます。
箏と十七絃が一体となって生み出す、スピード感と躍動感をお楽しみください。
8
少年時代 =Shounen Jidai=
井上陽水の代表曲「少年時代」を、箏の音色でお届けします。
夏の日の思い出や、遠い昔の記憶を呼び起こすような、どこか懐かしいメロディー。
世代を超えて親しまれている名曲を、 箏ならではの響きでお楽しみください。
9
スキヤキメドレー =Sukiyaki Medley=
「上を向いて歩こう」「明日があるさ」「見上げてごらん夜の星を」
日本で生まれ、世代を超えて愛されてきた名曲をメドレーで。
「上を向いて歩こう」から「明日があるさ」、そして「見上げてごらん夜の星を」へ。
夜空を見上げながら聴く観月会にぴったりの、心温まるプログラムです。
10
ジブリメドレー =Studio Ghibli Medley=
「ハウルの動く城」「もののけ姫」
「ファンタジア~風の谷のナウシカより~」
多くの人に愛されているスタジオジブリ作品から、印象的な音楽をメドレーでお届けします。
壮大な物語を彩るメロディーを、箏の音色で聴くと、また違った世界が広がります。
観月会の最後を彩る、華やかな一曲です。



